省エネ・サーバ考

常時起動しているサーバの消費電力に財力が削られていくので再考を迫られる。

用途を思い出してみた。ファイルサーバ、SSH、iPadへのデータ受け渡しのためのHTTPサーバ、便利スクリプト。

当初の検討、NAS。ネットワークから接続できるファイルサーバがあれば、凌げる。省エネ技術すごそう。省エネ技術について調べた結果、HDDのスピンダウン+ネットワーク内の全てのPCが電源断したら、電源断(どれか1台でも起動したら、NASも起動)。

よくよく考えると、NASでHTTPDとSSHDが可能かどうか不確定。NAS高い。だったらPC上のBIOS+プログラムで解決可能ではないか?

CPU、SandyBridge世代、TDP35Wクラスのものであれば、省電力。例、Core i3 2100T、Celeron G530など。システムをHDDではなくSSDにすれば省電力。

HDDのRAID構成についても再考。今まではRAID5構成を絶対視してきたが、RAID1(ミラーリング)構成でも良いではないか、との考えに至る。理由、(1)HDDの稼動台数を減らすことで省電力を狙う(2)3台のHDD回すの面倒になってきた(3)いつでも取り出したいデータと必要になったら取り出したいデータを分ける運用方法を。

特に(3)、時々必要になるデータについては、いつでも取り出せる必要は無いので、ミラーリングの後、取り外してしまえばよいのでは?と考える。もしくはHDD構成で常にスピンダウン待機させておく。

方針としては、可能な限りSSD上でシステムを構成し、データ領域としてHDDを利用する。HDDはデータの出し入れがない場合はスピンダウンさせて待機。問題なければ、2系統のRAID1を準備し、片方の系統はホットスワップで入れ替えできることが望ましい。

ファイルサーバとして運用するRAID1は、必要であれば、現時点で手に入る最も大容量のHDDを用いるのみに留める。それ以上の容量のデータが常時利用できる環境下は必要ないはず。

アイドル時20~25W、負荷時60~80Wを達成できれば、良しとする。

カテゴリー: チラシの裏 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください