iPadをPCに触ったことのない人に使わせてみる

iPadが登場してからiPadに対する世間一般の注目も集まっている。例えば身近な事例ではPCに興味がない母でさえ、使ってみたいと言う様になった。PCを今まで触ったことの無い人がiPadを使うという事柄は面白いはずなので、使わせてみることにした。

iPadのホームに周辺店舗のチラシのブックマーク(アイコン)を置いて、それを開いて見る、という一連の作業を提案した。インターネット経由で店舗チラシを見る、という事柄に興味を持っていたからだ。

実際にやってみると、ホーム画面からアイコンをタップしようとするが、上手くタップできない。

タップは指を置いてすばやく離す必要があるが、上手く離すことが出来ず、タップとして動作しない。iPadのホーム画面は横スライドすることによって多くのアイコンを表示することができるが、手がぶれている場合、横スライドとして認識されてしまい、タップとして動作しない。この作業で4,5回アイコンをタップすることでようやく認識された。

チラシに関しては直接PDFを開くように設定した。PDFを開くと、それは画像と同じく操作することができる。指をスライドしていくと見えていない別の部分が見えるし、2本指でのつまむ操作で拡大・縮小が出来る。説明すれば、それは簡単に出来た。またホームボタンを押すことでホームに戻れる、ということを説明しても、それは理解できた。意外と出来るものだな、と。

この一連の限られたPDFを見るという動作の中で最も困難だったのは、ホームのアイコンのタップだった。ホーム画面のアイコンは指の命中率が低い人にとっては、小さすぎて押し辛いものだった。ホームボタンを押せばホーム画面が出るので、その点は非常に良いのだが、ホーム画面のカスタマイズ(例えばクリック領域を広く取るなど)が出来ないので、そこから色々な使い方を提案したりと展開することができない。

この点、Androidの方はカスタマイズ出来るので良いな、と。例えば、三重県玉城町の『オンデマンド交通システム』の実証実験に使われているAndroidのメニューは「緊急通報」と「バス」の2つしかない。字が大きくて良いし、タップで反応する場所も広くなるようにアイコンが大きい。このようなカスタマイズが必要に応じて出来るようになると、リテラシーがない人やお年寄りに使いやすいはず。

2番目に困難だったのは、ブラウザ上の画像をタップすることだった。某店舗はPDFに直接リンクができなかったので仕方が無くWebページにリンクした。そこは簡単な画像の2択があったのだが、「画像をタップすると次のページに移動する」という事柄をページを見ただけでは理解できなかったため、躊躇してしまった。チラシの縮小した画像があったため、ピンチ操作(2本指で拡大する操作)を誤って選択してしまうことが多かった。確かにその通りだ。

この点について、どのようなメニューがあれば良かったのか、考えても思いつかない。教えれば済む話なのだが、Web上のリンクがどのような場所なのか、iPad上で説明できるかどうか難しい。マウスなら、指のマークに変わるので、そこはクリックできる場所だと分かるのだが。

そんな感じで1日目が終わった。続ける気力があるのかどうか分からないが、とりあえず使える形で置いておこうと思う。

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