GoogleDocsを利用した擬似計るだけダイエット

1ヶ月前に体重計とネットワークと計測美を考え、結果的にWiFi Body Scaleを買ったほうがよいだろうという結論を出しつつも、Amazonに売っている50g単位で計れる格安な体重計を買ったという顛末を迎えた体重計の一検討。

今宵の進展はデータの記入方法について。

OpenOffice Calcによるデータ記入は芸が無いが、だからといってrailsで自前の体重サイトを作るほどの執念は無い。そこで、流行のAjax、Google Docsのスプレッドシート(表計算)にて、体重を記入することに決めた。どのPCからでも、ブラウザさえあれば更新が行える便利さと、簡易的ながらもグラフを描画できる機能が気に入ったからだ。

使い込んでいった結果、新たな境地に達した。Google Docsの表計算にはフォーム(アンケートフォーム)という機能があるが、これを利用することだ。フォームを使うと簡単にWeb上でアンケートを作成できる。その結果は表計算のシートに1行ずつ収納される。フォームに投稿があった場合にメールを飛ばすようにすれば、簡単なWebサイトの「お問い合わせ」としても利用できる。

フォームの利点は、Ajaxではない簡単なHTMLフォームで構成されることだ。それはつまり、通常のPCでも、iPadでも、PSPでも、携帯電話でも、簡単なHTMLに対応する機器であれば、何でも対応する。


フォームの作成はPC上で行う。Ajaxばりばりの作成画面だ。慣れれば簡単に質問が作成できる。ガッテン流の言い訳欄も準備。運動する人は運動欄があってもいいかも。


質問が完成したら、フォームに回答する。フォームには何度でも回答できる。フォームのアドレスを携帯電話やPSPのお気に入りに入れておく。


フォームの回答には、自動的に日付がつく。B列に対してグラフを自動作成するようにする。これで完成だ!

さらに、作成した表、グラフはブラウザ環境で簡単に見ることができる。特にグラフについては、単純な画像なので、色々と流用が可能だ。体重を誇示したい人はブログのサイドにブログパーツと一緒に並べよう。

公開HTMLの例
公開HTMLのURL

公開スプレッドシートの例

公開グラフの画像の例

iPadのGoodReaderというソフトを利用すると、Google Docs APIにアクセスできる。つまり簡単に体重xlsをダウンロード可能だ。しかしグラフは描画してくれない。iPadを使って体重を自慢したい人には残念な結果だ。”公開グラフの画像の例”にある画像をブラウザで見せて我慢しよう。(他人の体重など見たくは無いが…)

格安で軽量な50g単位の体重計、どこでも記入できるシートの2つが揃う。こんなにうれしいことはない。とりあえず計るだけの環境は整ったので、計るだけ計ってみようと思う。ダイエット的な積極な動作はしないで、気軽に計ってみたい。

興味深いのは測定し始めて、下がりトレンドを見せている点だ。また、急激に下がったような日もあるが、すぐに戻る。これがリバウンドというものであり、一気にダイエットを行ってもリバウンドによって効果が無くなるといわれているものだ。この手のダイエットは1日50g〜100gの減量を行うことに注力し、細かな数字のゆれは気にしないことが良いとされている。このグラフの表すトレンドと、生活の関連性を深く考え、分析していくことが、食の快楽の代用たる知の喜びに変化していく…ということが計るだけダイエットのコンセプトと受け止めている。

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大事な注意点として述べなければならない。例にある体重は架空のもので、執筆者と何ら関わりの無いように見える、ということだ。それは妄想の世界の産物だ。

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