Chrome OSとAndroidの違いってなんだろうか

どちらも、Googleが提供する無償のOSである。Androidは今やiPhone対抗の携帯電話OSとして利用されている。Chrome OSを搭載した製品は出荷されていない。この2つのOSのx86アーキテクチャデバイスへの適用を考えてみる。

この2つのOSの共通点は、どちらもChromeブラウザを搭載し、x86アーキテクチャで動作する点だ。つまり、ブラウジング環境としては、期待するところはほぼ同等である。

相違点は、AndroidがJavaを起点としたUIを提供してスタンドアロンアプリケーションの搭載も認めていること、それに対してChromeOSはブラウザのみの体験にとどめていることである。普通に考えると、機能性はAndroid>Chrome OSであり、Chrome OSで出来ることは全て出来るはずである。

それではChrome OSに面白みがないのでほかに何かないのか調べてみたところ、

Googleが年内の投入予定の「Chrome OS」は、Webアプリの利用がメインの“ネットオンリーOS”だが、同OSでデスクトップアプリケーションも利用できる機能が開発されているという。Googleの開発者によると、「Chromoting」と呼ばれるこの機能によって「Chrome OSはWebアプリのプラットフォームになるだけでなく、レガシーPCアプリケーションもブラウザ内で実行できるようになる」という。

Chrome OSでデスクトップアプリも使える?ような怪しい情報が見つかった。忘れよう。

となると、Chrome OSとAndroidの違いはJavaアプリケーションに対応するかしないか、くらいだろうか。そこでAndroidがJavaアプリケーションに対応した理由を考えてみると、HTML5のローカルアプリケーションのため技術は不完全で開発者も足りない・Webアプリケーションは通信断に弱く、また常駐するような動きも難しい?(未調査)・元々は組み込み向けデバイスを指向していたためJavascriptによるアプリケーションでは効率が悪いのでアプリケーションの速度パフォーマンスに響く、などであろうか。

Googleは、Webによる全てのアプリケーションの実現のようなものを目指しているのだろうか。そうでなければ、Chrome OSの目的は説明できないように思える。能力の高いデスクトップPCであれば、Chrome OSとHTML5によるローカルアプリケーションの関係は良好かもしれない。でもHTML5によるローカルアプリケーションなんて、あまり見ることはないし、進んで使おうともしないのも事実。

それでも、将来的にiPadのような端末でも、Androidのような端末でも、Chrome OSを搭載したPCでも、Windows搭載PCでも、ブラウザ上で同じアプリケーションが利用できる、ということが、かなりの価値を持つ未来が来るのだろうか。

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