Monthly Archives: 3月 2009

BIGLOBEをトリプルプッシュしてみる

BIGLOBE、次世代高速無線通信「WiMAX」の試験サービスをスタート | ネットサービス会社情報サイト ネットサービスパーク

BIGLOBEが無線LANサービスを強化〜定額制プランを新設し月額1,470円で提供〜

「BIGLOBEメールバー」にFAX配信機能を追加〜メールソフトからワンクリックで配信操作が可能に〜

WiMAXの試験は東京限定じゃなければ参加したいなー

無線LAN市場は2009年に縮小するのは確実らしい

Ciscoが独占する無線LAN市場で、Arubaに忍び寄るMotorola – 株式会社データリソース – CNET Japan

2008年第4四半期の無線LAN市場のすべてのベンダの落ち込みは幅広く、深いが、MotorolaとD-linkは踏みとどまり、Motorolaは無線LAN収益でArubaに迫っている。無線LAN市場は2009年に縮小するのは確実だが、多くの企業購入者は無線インフラをアップグレードや拡張しようとしているので、長期的には上昇するだろう。

なんじゃこりゃ

無線LANで18mの距離をここ1ヶ月間アクセスし続けた感想

訳あって、ここ毎日、無線LANで18mの直線距離(障害物あり)を介して、インターネット接続を行っている。

親機は無線LAN|WZR-RS-G54で、子機はノートPCと無線LAN|WLI3-TX1-G54の2つで試している。802.11gを使っている。外部アンテナ等は利用していない。

ノートPCでもWLI3-TX1-G54でも、どちらでも利用することが出来た。ただし、WLI3-TX1-G54については、窓際に置かなければ利用できない状態であり、送受信状況はノートPCの方がよい印象を持った。

使っていると、1~2分間ほどの通信断が時々発生する。ノートPCで通信断を体験してから、WLI3-TX1-G54に接続しなおしてみるが、通信断であることに変わりはない。AP側の問題か、もしくは電子レンジの電波に対して抑制しているのか。一度、通信断になるとassociationまで外れる。通信断ごとにauthentication,accociation,dhcpの一連の動作の完了を待つのは苛立つ。

しかしながら、18mもの微妙な距離の通信を達成するに当たって、無線LAN以外に適当なものはない。実際のところインターネット回線は3Mbps程度なので、イーモバイルの回線を使っても3Mbps程度だからインターネットを利用するという目的では快適さは一緒だが、皆が皆、イーモバイルの回線を契約するわけにはいかない。

今回のケースでは電源が分離されているのでPLCは利用できない。残念だ。

今回、無線LANをそこそこの距離で使い続けて思ったのは、価格が安いことについてだ。ノートPCには標準で搭載されているし、イーサネットコンバータを買っても1万円はしない。イーモバイルで外部回線につないでもよいが、月当たりでイーサネットコンバータを買える価格となってしまう。

無線LANで日本無線が日本新記録

無線LANで通信距離62.9キロ 日本無線が日本新記録 – ITmedia News

 日本無線は3月11日、2.4GHz帯無線LANで、国内最長距離となる62.9キロ・実効速度1.2Mbpsの通信に成功したと発表した。

おお

WLI3-TX1-G54にX-WRTを入れてイーサネットコンバータにした

WLI3-TX1-G54というBuffaloの製品を持っており、今までdd-wrtという組み込み無線LAN機器向けのLinuxのディストリビューションを利用していた。このWLI3-TX1-G54とdd-wrt(v24-sp1, v24)の組み合わせでは、なぜかclient brigde(正確にはイーサネットコンバータとは違う)の用途では利用できなかった。

そこで、同じopenwrtのx-wrtを利用してみた。

インターフェースはdd-wrtよりも中級者向けであり、linuxに詳しい人間でなければ理解するのが難しい、という印象を受けた。

日本語への言語変換ができないという難点があるが、linuxのサービスを一つ一つ起動・停止できたり、ipkgパッケージのインストールをWeb上からできたり、dd-wrtよりも細かい設定が行える。

X-wrtによるclient bridgeの構築はうまく出来た。

調子に乗ってWZR-G300Nに、brcm47向けのバイナリをインストールしてみたところ、再起不能になってしまった。brcm-2.4ではWZR-G300Nの無線LANの利用ができなかった。シリアルコンソールを接続するしかないだろう。

無線通信における物理層レベルの暗号化とプライバシの問題

以前、後輩から無線LANで物理層で暗号化したいという話をされた。その方は物理層からプロトコルに研究を移したので、その話をしていたところ、物理層における暗号化の発想が出てきたのだろう。個人的には現状のMAC層レベルで暗号化を行う方式で特に問題は感じられなかったので、MAC層以下における暗号化でよいのではないか、と話をした。

そんなところで、このような話題に出会った。高木浩光@自宅の日記 – Bluetoothで山手線の乗降パターンを追跡してみた , ユビキタス社会の歩き方(6) Bluetoothの「デバイスの公開」「検出可能にする」..

詳しくは引用記事を参照してほしいが、この記事で問題としているのは無線通信におけるビーコン情報に内包されるMACアドレスの情報を収集することによってプライバシ侵害が起こりうる点だ。筆者は実際に山手線に乗り、BluetoothのMACアドレスを集め、それぞれ乗客がどれほどの時間、乗車しているのかをJavaを用いてグラフィカルに表現している。さらに、通勤路のテストで取得したMACアドレスと山手線乗車中に取得したMACアドレスで同一のものがあり、同じ道を歩いている人が同じ電車に乗っている可能性まで示唆している。

このトラッキング、個人的に興味深い。実験ソフトウェアを作りたくなった。無線LANでやるか、Bluetoothでやるかが問題だが。引用元の記事で書かれているとおり、店舗で取得できれば非常によいトラッキングができる。マーケティングに利用できることだろう。このトラッキングの機能をアクセスポイントに持たせるのもいい考えだ。

反面、冒頭の暗号化で検討した、MAC層以下で暗号化するだけでは、MACアドレスが隠蔽されない問題点があることがわかった。プロトコルとしては当然のように見えてきたが、確かにこれは問題だ。たとえばNDSはすれ違い通信のために無線LANにて、省電力ながら他の端末を探すような動きをするはずだが、このフレームにユニークなアドレスが振られている場合、リアルな世界でトラッキングできる。

トラッキングされたくない人間にとって、これは大問題で、すれ違い通信の仕様がIEEE 802.11から外れる独自のものかわからないが、トラッキングできるタイプであれば問題だ。特に最近発売された「ドラゴンクエスト」のNDSシリーズでは「すれ違い通信」を特徴の1つにしている。まさに「もろはのつるぎ」だ。

そんな思いをめぐらしながら、ああ、物理層レベルの暗号化(MACアドレスが隠蔽できる方法)も、一考の価値があるものなのだなぁ、と思わされた。