Monthly Archives: 1月 2009

GPUを利用した無線LANのパスワードクラッキングが主流に

GPU(グラフィックカードのプロセッサ)を利用することで、無線LANのパスワードの復元の速度を100倍以上に高速化できるらしい。

GPUを利用した無線LANのパスワードクラッキングが主流に – Zero Day – ZDNet Japan

完全に盗聴モードで鍵の判明ができるようだ。そして、もはや、無線LANのパスワードは(おそらくWPA2-PSKでも)8文字では短いらしく、12文字〜16文字が必要なようだ。

問題なのは、この事実を無線LAN利用者は知らないこと、自動アップデートも存在しないこと。自分はWPA2の全ての暗号に対して非常に強いというイメージを持っていたので、この話はショックだった。いつの日か、WPA2-PSKが破られる日が来るのだろうか。

NGNと映画業界が協業

NGNを活用したデジタルシネマ普及に向けた
TOHOシネマズ、角川シネプレックスとの協業について

<映画業界の状況>
 映画業界では、フィルム輸送や上映時の盗撮等による海賊版の市場流出防止が課題となっています。また、興行会社からは、舞台挨拶や演劇の配信といった従来の映画興行とは異なるコンテンツ上映による集客モデルの確立へのニーズが高まっています。
 このような背景のもと、セキュリティ性の高いNGNを有するNTT東西は、映画上映のデジタル化に取り組むTOHOシネマズ、角川シネプレックスから、日本映画業界におけるデジタルシネマの普及を目的に、NGNによる映画配信、ODS配信における協業についてそれぞれ合意を得ました。

映画業界の課題は海賊版の防止と従来の映画興行とは異なるコンテンツ上映の集客モデルの確立。

3.NGNによるデジタルシネマ配信のメリット
 NGNは、従来の電話網がもつ信頼性・安定性を確保しながら、IPネットワークの利便性・経済性を備えた、次世代の情報通信ネットワークです。国際標準に準拠した最先端の技術を利用しながら、NTTグループが世界に先駆けて実現したNGNにより、デジタルシネマ配信ネットワークを構築します。

<セキュリティ性確保による映画配信>
 NGNでは、回線ごとに割り当てたIPアドレスによりIDのチェックを行い、なりすましを防止するなど、高いセキュリティを確保しており、安心、安全に映画ファイルを配信できます。これにより、映画業界にとって収益損失となる海賊版につながる、流通時の不正コピーや盗難のリスクを回避できます。

<品質確保による安定した配信>
 NGNの特徴である「品質確保機能」により、通信に必要な帯域が確保されるため、安定した映画ファイルの配信、ODSコンテンツのライブ配信が可能となります。映画館来館者は公開日から千秋楽まで常に高品質な映像を、ご鑑賞いただくことができます。また、映画の3D上映や舞台挨拶、演劇のライブ配信等、映画以外のコンテンツも迫力のある大画面でご鑑賞いただけます。

<環境へのメリット>
 NGNによるデジタルシネマ配信により、フィルムの製作、運送、廃棄という工程がなくなるため、CO2排出量削減につながり、地球環境にとってやさしい映画配給上映が可能です。

NGNのメリットは、セキュリティ、品質保証による安定した回線、フィルムを利用しないことによる環境への配慮。

リアルタイムに映画を伝送する気だろうか。

無線アドホックネットワークな冷蔵庫

スラッシュドット・ジャパン | P2P 通信機能を備えた冷蔵庫、開発中

こんなものを作ろうと考えていたときがありました。

日本の家電メーカのほとんどはWirelessHDで決まりか

【CES】1080p無線伝送のWirelessHDが相互接続性を訴求

8日のCESでWirelessHD機器の公開が行われたようだ。

無線規格でよくある問題は相互互換性だが、802.11におけるwifiアライアンスのように、WirelessHDでもテスト機器を用意し、相互接続性を確保したようだ。

映像用途は一通り終わったらしく、次は高速データ伝送を考えるそうな。

Linuxにおける802.11の動向について

AtherosのLinuxドライバは今までmadwifiが利用されてきたのだが、madwifi加えて最近、ath5kがLinux周りで利用されるようになった。ath5kはOpenHALを利用したプロダクト。

AtherosのLinuxドライバは完全なオープンソースではなく、HAL部分(ハードウェアを操作する部分)はバイナリとして秘匿されてきた。しかしながらAtherosのドライバコードは以前流出したことがあり、そのコードのHAL部分はOpenHALとして育てられてきた。

そのOpenHALを利用するのはath5k系列のドライバだったのだが、完成度が低かったために利用は見送られてきた。Atherosの基盤コードにおける5000番台の初期のコードだったために、その後の基盤には追いついていなかった気がする(うろ覚えだ)。

そのath5k周りの情報を調べていくと、Drivers – Linux Wirelessの表が見つかる。よく見るとmeshの項がある。このmeshについて調べていくと、このmeshの意味は802.11sの意味だった。

Linux 2.6.26が7月ごろにリリースされたが、その時に802.11sドラフトのテスト実装も入っていたらしい。open80211s – Tracというページが見つかる。いくつかのドライバに対応しているようだ。コミットログを見たところ、最新の更新は10ヶ月前となっていることから、そこまで活発な開発は行われていないようだ。

Linuxに取り込まれたath5kやAtherosの802.11n基盤である9000系のドライバath9k辺りがどのような開発進度かは、git.kernel.org – linux/kernel/git/linville/wireless-testing.git/shortlogを見ると、数日単位で変更がコミットされていることが、なんとなく分かる。

ここ一年間でLinuxの802.11は、OpenHAL、802.11n、802.11sが進んでいたようだ。

# 11s.jpは手放したのでどうということはないけれど。11n.jpは何処かのドメイン会社に取得されたようだし。