すれ違い通信とマルチホップの目的

ドラクエのすれ違い通信の報道を見るたびに、マルチホップを行うアドホックネットワークとの目的の切り分けはどうするべきか、という課題を思う。

すれ違い通信は、リアルタイムの情報交換を目的とせず、最近の言葉で言えば、非同期の通信によってチャンスがあるときに送信するという方式である。これによって、全体のノードへ情報がもれなく行き渡ることをそれほど期待はしないが、同じ情報を欲しがる相手に伝える、またノードは移動するという前提に立てば十分に利用できるものだ、ということをドラクエ9の報道が証明しているように見える。

アドホックネットワークによってアドネットワークを構築して顧客端末に広告を配信するというシナリオを仮に立てる場合、それはアドホックネットワークである必要はなく、すれ違い通信のような非同期な形式で問題はないということだろう。これは、ノードが動的であること、またリアルタイムの通信を行ったり往復の通信を行ったりする必要がないためだ。

このため、アドホックネットワークがそれである理由は、通話のようにリアルタイムに情報の交換が行いたい要求があるとき、また届いたということを確実に確認したいときに利用したいということだ。届いてくれたら嬉しいが、破棄されたら破棄されたでかまわないような情報の場合、非同期な情報のやり取りの方が適している場合も考えられそうだ。

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