ワイドショーのコメントは蛇足

正直、民法のワイドショーのコメントに腹を立てる場合が多く「何でお前が、さも国民の代表かのようにコメントするのだ」と思うことが多い。それは個人的な特殊な感情なのだろうと思っていたら、池田信夫 blog メディアはマッサージであるにもそういう意見があった。

ふだんはほとんどテレビを見ないが、正月ずっと家にいたので、いやでもテレビを見てしまう。しかし特に民放の番組は、ほとんど5分と見ていられない。せりふを字幕でなぞり、映像を見ればわかることをコメントでなぞり、ビデオ素材の内容をスタジオで「気の毒ですねぇ」などとなぞる。このしつこく相槌を打つ傾向はワイドショーでもっとも顕著だが、最近はニュース番組にも広がり、「報道ステーション」などはスタジオの時間の半分ぐらいはキャスターの個人的な感想だ。

(中略)

これって実は、男の感覚なのである。男同士で、たとえば困っているとき「気持ちはわかるよ」などと相槌ばかり打ってもらってもしょうがないし、そういう余計なことはいわないが、女同士の会話を横で聞いていると、この種の無意味な相槌が実に多い。この特徴はメディアでも顕著で、立花隆氏は女性週刊誌のアンカーをつとめていたころ、記者の書いた記事に「なんと悲しい話だろう」といった形容詞をたくさんつけて読者を感情移入させるのが編集の仕事だったと語っていた。

この話を読むと、納得してしまった。コメンテーターの感情に腹を立てていたことに気づいた。この先どうすればよいのかなど建設的で意味のあるコメントをするコメントは感覚で一割以下に感じる。それは当然で全てのニュースに対して造詣深く切り込める人間なんて存在しない。だから自分がネット上のニュースの議論に耳を傾けることにも納得がいった(ただしネット上の議論でも建設的な意見を求めるのはかなり厳しい)。

で、自分なりにスラッシュドット2ちゃんねるの議論の質の違いとはなんだろうかと今まで疑問に思ってきたが、建設的な議論と感情的な議論の違い、男性的な議論と女性的な議論の違いに結論づけられるのではないか、という仮説を持つことができた。

そもそも、2ちゃんねるが存在するのに価格.comスラッシュドットが存在する理由はなんだろうか、と考えると、”文化が違う”というしかなかったが、今後はより深い角度から切り込めそうな気がする。

ただし2ちゃんねるでも板(板住人)ごとに議論の質が違っているので、板ごとに男性傾向・女性傾向があるとは考えている。少なくとも技術系の板は男性傾向が強いと思うし、痛いニュースは女性傾向が強いと思う。

と、思うと、やはり、技術系の板もスラドも男性傾向なのに違うのはなぜか、と考え込んでしまう。昨日スラドを調べていて傾向がつかめてきたが、おそらく、かなりの確率で官公の中の人が入り込んでいる。官が意見を投下して建設的な意見(パブリックコメント)を集めているのではないか、と思えるくらい。なんなのだろうか…。

  1. ちょっと言い過ぎな感じを反省。

    >「何でお前が、さも国民の代表かのようにコメントするのだ」

    誰かが言わなければならないこともある。どう受け取るかは視聴者の判断で、勇気ある(?)発言者なのだから放置しておくべきか。

    >2ちゃんねるの議論

    2ちゃんねるを定義しようとすることほど意味不明なことはない。板によって人間も議論も異なり、「これは議論のコングロマリットやー」な感じの場なので、それを定義することは空しい。

    加えて2チャンネルを定義しようとする人間ほど、中の様子を知らないので内部の定義は浅はかな意見のように聞こえてしまう(第3者的な発言としては意味があるのだろうが)。

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