空前のHDブームの予感

高精細度テレビジョン放送を国が義務化することによって、テレビの新陳代謝が起こり、HDなデジタルテレビが普及してきました。

今までは現行の地上波デジタル放送でそのHDスペックを引き出しきることができないという事情があり、解像度をケチってきた事情がありましたが、Blu-ray DiscHD DVDの登場によって、ようやく高解像度としての意味が出てきた感じです。プレイステーション3Xbox 360もHD品質を堪能するに最適であることでしょう。

このようにハイデフな機器が出回り、いわゆる「認知」がされ始めるにしたがって、その要求も一般化されていくような気がしてきています。こうした要求のベクトルとして大きく2つの方向性として「多様性」と「高品質」が存在していると感じています。

今までインターネットの文化は「多様性」の要求を満たすことにあったと感じています。分かりやすい例でいえばyoutubeであり、youtubeの画質は通常のテレビ以下ですが、多くのユーザーを集めています。その理由はグレーですが、コンテンツとして面白ければユーザーは満足するという言い方ができると思います。

しかしながら、ハイデフを求める向きとしてH.264 高精細映像配信の取り組みというHDTVをVODなどで行おうとする動きが目立ってきました。そもそもインターネットで高品質のストリームを流すためには高品質かつ広帯域が不可欠で、一般的に普及しているADSLでは最悪の場合は回線断が発生するなど難しい事情がありました。これからはFTTH契約者数が700万件突破、総務省発表 | IBTimes(アイビータイムズ) : 一般に見られるとおり、ADSLは減りFTTHが増えて一般化していくことは見えています。

よって将来的にはHDテレビと連携したFTTHがメジャー化していくことでしょう。その場合、PS3やX-BOX 360のような安価なゲーム機がインターネットの出口としてのHD出力デバイスとして機能していくのではと考えています。AV向けの高級版プレイステーション3が登場 – Engadget JapaneseにあるようなAVPS3が登場すればマニア向けによく売れることでしょう。

また映像だけでなく、HDなサウンドへの探求としてavex HD SOUND LABORATORYのような試みも行われています。繊細な音へのこだわりは現在では真空管世代に比べて盛り下がっていますが、今後は映像と共にオーディオもHDを冠するようになっていくのではと考えています。こうした動きはインテル® ハイ・デフィニション (HD) オーディオからも見えます。

このようにHDブームが今年出るのでは?と考えています。こうしたサービスをリアルタイムに実現する必要があるのであれば、NGNも必要かもしれません。2011年までの重要な考察案件です。

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